
Theōria
2025/09/09
少しずつ身体が緩んでいく中で
ひとつの夢や理想を脱ぎ捨てて
自ら転機を選び取ろうとし始めている想いを
ポツリポツリと語る。
おそらく
助言や指南を求めているのではなく
そうして生まれてくる言葉を
自身が確かめたいのではないか…
そんな印象を受けた。
まだ揺れ動くものはある様だが、
この話を泣くことなく話せたのは
その日が初めてだと。
語ろうとする時に付随する涙が
どんな感情や思考に由来するのか
正面から向き合おうとしてきた
この夏だったのかもしれない。
どう進むかも大事だけれど
その手前で、それが無意識的であれ
見ようとしてこなかったことや
解釈をすり替えてやり過ごしてきたことも
もしかしたらあるかもしれないと
心情を掘り下げる観想の過程の中にきっと
新たな成長の礎になる
大切なステップが仕込まれているものなのだと思う。
皆既月食が始まる前の月🌕
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