Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

今朝、ちょっと気になるニュースがあった。

コロナ「突然重症化した人」の驚くべき共通点 | The New York Times

「サイレント(無症候性)低酸素症」という厄介な性質。

我が家には心疾患と糖尿のある高齢の家族が複数いるので、医療従事者の娘(育休中)がちょっとおかしいなと感じた時、診察を受けにいくかどうかの判断の助けにと、彼女のパルスオキシメーターを貸してくれている。体温のようにある程度普段の状態を把握していないと、その判断もつけにくいだろうからと安静時と決まった日常生活動作の後との数値を時折モニターしたりしている。

改めて娘の心遣いに感謝しつつ、もう一つ着目したのが「体位変換」の大切さ。
数年前実家の父が肺炎で入院した時も、仰向けで寝ることを嫌がって呼吸が楽になる体位が取りやすいよう色々工夫したり、付き添える時はよく体位変換を手伝ったりしたことを思い出した。その時は人工呼吸器などはつけていなかったが、点滴やら酸素のチューブなどに繋がれているとやはり動きにくくなるから、多少のフォローが必要だったのだ。

その時役立ったのが身体操作を学んできて、どうしたらお互いが楽に目的とする動きを実現できるかということはある程度感覚として掴めたことだが、「様々な寝返り」をワークとして日頃から実践している事はもしかしたら、いざという時の自分や家族の助けとなるかもしれないと感じたりもした。

考えてみれば、まだ寝返りができない赤ちゃんだって寝かされたままではやがて不快になる。だから抱き上げたり優しく揺らしたりして体位を変えることを母親は自然と行なっている。

こうした感染症の場合、入院してしまったら家族がフォローする事はできないが、いざという時のために「体位変換」も助けになるかもしれないということを私自身も頭の片隅に入れておきたいと思うし、今のうちから高齢の両親たちにも話しておきたいと思う。

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