Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

「肚が据わる」ことと「足裏が利く」ことはリンクしているみたいですね。
気持ちがザワザワしている時は、足も少し浮き足立ってる。
でも、「地に足がつく」感覚を思い出すとザワザワが消える。

と、高校生の生徒さんが言った。

そう、かつて舞台の前の僅かな時間に私も超スローで、でもどのフェーズも誤魔化さない「正直なプリエ」を行うことで心身を整えたりもしたし、接客業の立ち仕事をしていた頃は気難しいお客様がいらした時の自分の足元感覚一つで、自分自身の居心地も関係性も随分と変わったものだ。

座禅や瞑想をして心身を整える方もいらっしゃるが、バレエの中のプリエも、日常の中のただ立つということも私にとっては同じことだ。

「緊急事態」からの夜明けも近いのかもしれないし、どんな朝が訪れるのかはわからないが、そんな感触を口にするようになった彼女は、この期間に「ダンスの未来」を真剣に考えたようだ。

既存の概念に縛られない彼女の夜明けのビジョンに頼もしさを感じた。

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ニンゲンが右往左往している間にも、自然界はその営みを着々と続けていることを感じる週末だ。

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「例のマスク」も届いた(笑)

モノには罪は無い。

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