
あ
2021/02/21
とにかく「乗りもの」がお気に入りらしい孫
買ってもらった電車のおもちゃを超ご機嫌で動かしながら
「あ~!あ~!」と声を上げている。
一応、「ブーブ」という言葉は発する事を覚えたらしいのだが
ブーブではないことはわかっていての
歓喜の声なのだろう。
先日も、ちょっと渡すものがあって
娘の勤務先からの帰宅途中に寄ってもらった際も
何か関心を持つものを見つけると
「あっ!あ~」と声をだし
対象に対する注意を共有しようとするような素振りを見せてもいたし
踏切などで電車が通るときもよくそのような事があるそうだ。
確かシュタイナーだったと思うが
母音の「あ a」は
世界を驚きの気持ちで受け止める音なのだという話があったが
その幼子の姿には
本当にその響きと心身が一体化している
全身全霊の「あ」だなあとも思うし
レッスン中に生徒さんが発する「あ!」もまた
年齢に関係なく顕れる
全身全霊の「あ」だと感じる。
母音といえば
ナチュラリゼーションの顎のワークも
ただ、口を開けるだけではなくて
「あ~」そして「え~」という発声を伴うのが基本なのだが
シュタイナー的に言えば
aとeは、世界に対して自分自身 が完全な形で存在することを
意味する音なのだそうだ。
ちょうどマドモアゼル・愛氏の動画で
「日本人の音」がテーマになっていて
以前このブログでも触れさせて戴いた角田先生の研究についてや
愛氏の興味深いお話もあるので
こちらでもシェアさせていただこうと思う。
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