Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

無意識のうちにやっていること

あるいは、やっていないこと

それがバランスを邪魔しているような事がある。

 

ナチュラリゼーションでも

最初に顎のワークがあるように

顎関節の自由な動きを取り戻していくことはもちろんだが

特にバランスキープのような動きでは

顎関節の緊張具合だけでなく

舌のポジションによっても

バランスの取りやすさが変わるものだ。

 

ルティレ・バランスでも

アチチュードやアラベスクのバランスでも良いので

舌先が上顎(前歯の裏あたり)についているときと

ついていない時の動揺の違いを比較してみよう。

 

舌が口蓋にある場合は、

口蓋・咽頭・舌骨・顎・頭蓋骨が繋がり

顎関節もよりリラックスしやすく

気道も安定する。

 

ちなみに喉頭は

様々な筋肉同士の張り合いによって

一定の場所におさまっているが

そのうちの胸骨舌骨筋や肩甲舌骨筋は

名前の通り胸骨や肩甲骨とも繋がっている。

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ダンスの時だけでなく

普段歩いているときも

舌がどうなっているかをチェックしてみよう。

特に、マスクをしていると

鼻呼吸がしにくい分

口呼吸になりやすいかもしれない。

 

マスクをして運動するのがしんどいのは

呼吸の苦しさだけでなく

していない時と比べて

動揺が生じやすいからという面も

あるのではないだろうか。

 

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