夏も盛り
2021/08/05
蝉時雨が降り注ぐ小径を抜け
土手の緑と空の青だけが
そのアングルに収まるようなポイントで
いつも一度足を止める。
それは写真を撮る時だけに限らないが
今日はどんな眺めが広がるのだろうという
小さなワクワク感を
その時の身体は
どこでどんな風に感じたり
反応しているんだろうという感触を
つかの間味わう自分がいて
そういうところは
子どもの頃とちっとも変わっていないなと思いつつ
幼心の片鱗を拾い上げるような瞬間だ。
ただ、様々な感情と身体の反応を
普段からモニターしていると
時には、自分自身でも認識していなかったり
無意識に蓋をした感情を
身体から教えられることもあり
それに気付き、ジャッジしようとせず
呼吸や単純な動作(ワークでも掃除でも)を通じて
身体の反応が消えていくのを待つような
シンプルなプロセスを割とよく行う。
身体も心も偏りを蓄積させない事が
やはり基本なのだろうと思うし
特に大事な選択や行動の前には
それが不安や恐れからなされようとしていないかを
身体に聴く指標にもなる。
夏も盛り。
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