桜咲く頃
2026/03/30
3月のSLCの脳の授業は前庭系をテーマに、基本的なことから近年の論文について春光先生の臨床での経験を踏まえた考察も含めてご紹介戴いたりと、とても充実した時間だった。
同時に自身の経験してきたことに神経学的な視点からも一筋の光を当てて戴いた様に思う。
前庭系は単にバランスをとるための装置ではなく、空間認知、身体認知、情動制御にも関わりあう自己認識の土台でもあるというお話を伺いながら、私はかつての稽古の時間を思い出していた。
閉眼でインプロを踊る…その積み重ねは、前庭系のトレーニングでもあったのは確かだと思うが、それが視覚依存を減らした状態での姿勢制御への刺激であっただけでなく、情動や認知機能にも波及する変化を誘うものであった事は身をもって感じていたから、春光先生のお話がスッと腑に落ちる気がした。
閉眼で踊るという事を可能にしたのは、安全が確保されている…つまり自分がどうバランスを崩したり、空間を捉え間違ったとしても、きっと適切にサポートされるであろうという導き見守って下さる師への全幅の信頼があったからだと思う。
だが、ピケターンで動き回ろうが(そういえばよく回っていた^^;)、音楽に誘われ身体の求めるままに手足を動かそうが、案外転ぶ事も壁にぶつかる事もなく、自分が思う以上に視覚無しでも自分の身体は空間を捉えており、バランスの乱れに対しても対応できる反射なり反応なりを備えているものなのだと気付かされたことは今でも鮮やかに記憶しているし、その繰り返しが自身の身体に対する信頼を育み、また、自身の生に安堵し慈しむ基盤を育んで戴けた稀有な機会だったとも思うから。
桜咲く
今年もまた桜の淡い色彩が美しい季節が巡ってきた。
循環の象徴でもある様なこの桜色の光に包まれると、目の前の樹だけでなく桜の眺めと共に刻まれた様々な記憶も蘇る。

一年の計は元旦にありというが、こと身体に関してはこの春の時期が続く一年の体調の土台を整える時期の様に感じている。


鎖骨周りのケア
睡眠の質が余り良くない、耳鳴りがする、漠然とした不安感…
そんな時にチェックしてみたい鎖骨周りの緊張。
ホットタオルなどで鎖骨あたりを温めるのもよい。

この記事へのコメントは終了しました。
コメント