
はざま
2020/04/05
このところの学生さんのレッスンでは
一連の動きの中で個々に残る代償パターンに気付き
それを手放していくようなワークを行なっている。
無意識で行なっていることを
まずは「意識に上らせる」過程も必要だから。
いわば、ワークと即興的なダンスのはざまのような感じだが
そのシンプルなインプロの中には
今テーマにしている働きの要素を入れ込んでいるので
既に芽生えつつある働きあいの感覚の有無で
その一連の動作がどう変わり
本当はもう手放せる緊張が
どんな瞬間にどのように邪魔をしているかを確認し
少しずつ手放していく。
金曜日にレッスンした生徒さんであれば
左肩を緊張させる癖だったりするが
もうそれが必要ないのだということが実感として感じられ
最初はワークの足し算のようであった動きが
徐々にダンス的な連なりやリズムのある動きになっていく頃
身体もまた、自ずと整っていく。
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