昨日は半日、映画三昧。

『シェルカウイ　踊りで世界を救う、41日の闘い』は面白かった。

フォンジューンのビットブアバーンの様な動きも垣間見えた。

国や文化を超え

異質な動作、音楽（リズム）から

一つのアートが生まれていく過程は

まさに闘いだが

だからこそ到達できる地平がある。

シェルカウイ氏は

発酵の場を整え、あるところからは

アーティストに委ねて見守る

杜氏のようでもあると思った。

植物はゆっくり成長するでしょ。

生きる上で大切なのは

開花しきった後　一度手放すこと

そうすればまた花開く。

僕が植物から学ぶのは

一度捨てて　初めて成長できるってこと。

全部捨ててしまうのはとても怖い。

でも、捨てるからこそ

再び力を得て生まれ変われるんだ。

シディ･ラルビ･シェルカウイ

この言葉は

私の複数の師がよく語っていたこととも重なる。

そう語った師たちは実際

薔薇の苗を贈ってくれたが

物質としての花というより

植物に学ぶ心を与えてくれたのだと思う。

※プライム特典での配信は間も無く終わってしまうようだ。