
柔らかい目
2020/10/13
半田氏のツイートで紹介されていた錯視の図
ヌーソロジーよりははるかに簡単なのだが
でも、パッと見たときに
最初に目に飛び込んでくるのは
四角であったり、横線であったり
私たちは横線や四角い形でまず括り
対象を見出そうとするような働きが
優位になっているということがよく分かり面白い。
平面に描かれたものを見るということですら
これだけ偏りがある訳だから
それが空間となったらどれだけのものか…。
人間の意識は幅で空間を固定してることによって生じてる。そこには奥行きで見るという視点がない。先ほどFacebook上で見つけた例がコレ。横線の次元で見ている限り、この図に隠された16個の円は見えない。ヌーソロジーはこの4次元版のようなことをやっている。まぁ、その意味で難易度は高いんだけど。 https://t.co/xlKW3PH2hM pic.twitter.com/BpQHgQzD2o
— 半田広宣 (@kohsen) October 11, 2020
数秒たって4列4段に並んだ縦線の入った円が浮き上がってくるとき
私が個人的に「柔らかい目」と呼んでいる
見え方に近い感触になる。
空間を感じるということに拘りのあった師に
スポットをつけるような目の使い方をするなと
昔よく言われて
でも、それは目を泳がせるようなことでも
使わないということでもなく
(その前段階の訓練として目を閉じて動くという経験を
師は重ねさせたのだろうと思う)
試行錯誤の上で当時辿り着いた感覚に
とりあえず付箋的に「柔らかい目」という言葉を与えたのだが。
これが4次元となると
事はもっと難しくなる。
それでも
仕事だとか、踊るだとかを括弧に入れたところで
この意識の幾何学に取り組むのが面白いこの頃。
今はこちらを読みつつ試行錯誤中。
特に幾度も読みこむ必要のある本についてはアナログ好きなので
つい紙媒体で入手しやすい方から手を出してしまったが
やはり、こちらを最初に読むべきだったかな^^;という気も。
余談だが上の図を見ていて
ふと、どこかで読んだ記事に(どこだったかは失念;;;)
縦線は空間や精神を
横線は時間や現実、肉体を表すというようなことが
書かれていたのを思い出した。
さて、また明日は母の手術の付き添いだ。
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