Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

半田氏のツイートで紹介されていた錯視の図
ヌーソロジーよりははるかに簡単なのだが
でも、パッと見たときに
最初に目に飛び込んでくるのは
四角であったり、横線であったり
私たちは横線や四角い形でまず括り
対象を見出そうとするような働きが
優位になっているということがよく分かり面白い。

平面に描かれたものを見るということですら
これだけ偏りがある訳だから
それが空間となったらどれだけのものか…。

数秒たって4列4段に並んだ縦線の入った円が浮き上がってくるとき
私が個人的に「柔らかい目」と呼んでいる
見え方に近い感触になる。


空間を感じるということに拘りのあった師に
スポットをつけるような目の使い方をするなと
昔よく言われて
でも、それは目を泳がせるようなことでも
使わないということでもなく
(その前段階の訓練として目を閉じて動くという経験を
師は重ねさせたのだろうと思う)
試行錯誤の上で当時辿り着いた感覚に
とりあえず付箋的に「柔らかい目」という言葉を与えたのだが。

これが4次元となると
事はもっと難しくなる。
それでも
仕事だとか、踊るだとかを括弧に入れたところで
この意識の幾何学に取り組むのが面白いこの頃。
今はこちらを読みつつ試行錯誤中。

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特に幾度も読みこむ必要のある本についてはアナログ好きなので
つい紙媒体で入手しやすい方から手を出してしまったが
やはり、こちらを最初に読むべきだったかな^^;という気も。

余談だが上の図を見ていて
ふと、どこかで読んだ記事に(どこだったかは失念;;;)
縦線は空間や精神を
横線は時間や現実、肉体を表すというようなことが
書かれていたのを思い出した。

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さて、また明日は母の手術の付き添いだ。

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