Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

午前中から日差しは相変わらず強烈なのに
スタジオに入って暫くすると
スッと涼やかな空気感に包まれる。
 
それは気温のことでは無く
そこに集う人の想いが
醸し出しているものなのかもしれない。

場が変わっても
この気持ちの良い集中と共にある
涼やかさは変わらないものだと感じた。
 
 
ガラス越しの柔らかな光の中で
パピーポジションになり
その日の身体を聴き
小さな動きから対話を始めていく。
 
そんな時、よく思い出す詩の言葉がある。

 

自然という汲めどつきせぬ一冊の本を読むには、まず身をかがめなければいけない。


 
さあ、今日はどんな「なぜ」にであい
いつもの動きの中に
身体という自然の中に
新たな探究の入り口を見つけられるだろうか。
そして、そのきっかけを届けられるだろうか。

そんな事を思った新たな始まりの日。


この地球の上で、とファーブルさんはいった。
人間はまだ、しわくちゃの下書きにすぎない。
われわれ貧しい人間にさずかったもののうちで、いちばん人間らしいものとは、何だろうか。

「なぜ」という問い、とファーブルさんはいった。
ものの不思議をたずね、辛抱づよく考えぬくこと。
探究は、たくましい頭を必要とする労働だ。
耳で考え、目で考え、足で考え、手で考えるのだ。

理解するとは、とファーブルさんはいった。
はげしい共感によって相手にむすびつくこと。
自然という汲めどつきせぬ一冊の本を読むには、まず身をかがめなければいけない。

長田弘『ファーブルさん』(ハルキ文庫/長田弘詩集)

 

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例えば腸腰筋のストレッチの様な動作でも
伸ばす側では無く
支える側の股関節の動きを見直してみる。
 
屈曲が深くなっていくと
浮かび上がる代償動作。

正直に動こうとすると生じる
その詰まり感を見過ごさず
なぜを考えていく。
 
回転する動きと滑る動き
その調和を乱しているのは
どんなストレスや働きの不足なのか。
 
その様なお話もしながら
改善のためのワークも幾つか行った。
 
何となくやり過ごしている事が
先々の痛みや故障にならないように。

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