エクササイズをしているより

はるかに長い時間を過ごす暮らしの中の動き。

主に家で役立ってくれているのは

この足半（あしなか）で

これもまた

メイドイン・ジャパンの履き心地

こちらは農家のおじいちゃまが

受注生産で作って下さったものだが

残念ながら、そちらのお店はクローズしてしまった模様。

個人的にはこの昔ながらの

藁作りが好きなのだけれど

それに近いものや

現代風に布などを使ったカラフルな足半は

色々販売されてもいるし

自作の方法の本や動画もあるようだ。

ポイントは鼻緒が前ギリギリのところについていて

趾先が地面に触れること

（写真は浅く履いているが）

ほどほどの硬さと厚みがあり、踵がちゃんとつくこと。

（たまに、美容サンダルのように傾斜がついていたりして

踵が浮いてしまうものがある）

アーチの機能を育むことはもちろんだが

それと同時に踵の中心に乗るという感覚を

身体に馴染ませるのに

踵がつくという要素も大事。

冬の間、ブーツや靴下に包まれて

多少小指の動きが鈍くなったとしても

この形状や素材が

メカノレセプターへの適度な刺激となるのもあって

家中を歩き回っているだけで目覚めてくる。

昔の人が農作業で使ったり

武士や飛脚が履いたりもしていたそうだが

まさに生活の知恵から生まれた

エコな健康シューズだ。

https://kotobank.jp/word/足半-25299