Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

先日レッスンした生徒さんは

「ダンスの先生から深部感覚が良いねと言ってもらえた。」

と、話してくれた。

 

彼女と屋内、屋外で行ってきたことの中には

確かに、深部感覚を育む要素も

少し多めに盛り込んではきたが

そもそも原点に戻って

身体図式を作るところからやり直そうという試みだから

あまり一部を切り取って

概念を知ることを先行させたくなかったので

深部感覚という言葉は用いなかったため

最初は何を褒められたのか分からなかったらしい。

 

後に自分で調べて

重ねてきたことを認めてもらえたことが

じわじわと嬉しくなったのだそうだ(笑)

 

表在感覚、深部感覚、前庭・平衡感覚、視覚

身体が今どのような姿勢にあり

各部位がどのような位置関係にあり

ある動作を行うために各部位を

どこからどこへどの程度動かせば良いのか

といった身体図式が乳幼児期に育まれるから

無意識下での運動がスムーズにこなせ

状況にあった動きが自然とできるようになる。

 

例えば以下のような動きも

ストレッチと捉えてしまえばそれまでだが

この状態に至る過程では

平衡感覚や視覚とも協調しながら

表在感覚も深部感覚も使われていて

そうした働きあいが背景にあるから

目的の動作も成り立っている。

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