しばらく前に小田急線で事件があった晩

ちょうど仕事を終えて帰宅する時間帯だったので

最寄駅で足止めに。

復旧まで相当時間がかかるようなアナウンスだったし

しばらくして2駅先の駅まで行けば

折り返し運転の電車がありそうということで

ひょんなことからホームに居合わせた数名の方々と

一緒に歩いていく運びになった。

その2駅間は昼間は幾度か歩いたことがあり

距離的には全く問題ないとわかっていたが

なにぶん事件が起きたばかりの夜間だし

ちょっと心細いところを

共に歩く仲間ができたことはありがたかった。

その場で周囲の人々に気さくに声をかけてくれた男性と

教師の女性の方、高校生の男の子と私という4人で

多摩川を渡り、目指す駅に着いた頃には

ちょうど折り返し運転の電車も来て

無事に帰宅することができた。

車内で少しお話をさせていただいたところ

女性の方の学校ではダンス部の活動が活発であったり

姪御さんがバレリーナということで

ダンス関連の話題にもなったし

男性は、アフリカ紛争を中心に取材をなさってきた

フリージャーナリストの大津司郎氏で

屈託なく情報共有をしたりと

ごく自然にその周囲の人同士の

コミュニケーションが生じたのも

紛争地域で活動してきたご経験から

身についている力なのだろうなと感じた。

これも何かのご縁と

大津氏と教師の女性の方とは連絡先の交換をさせて頂いたが

早速、その大津氏から週末のトークイベントのご案内を頂いたので

オンラインで参加することに。

Zoomは利用していないのでYouTubeで視聴させて戴く形だが

大津氏のお話や写真、イラスト（車内で少しだけ拝見させて戴いた）を通じて

未知なるアフリカに触れることが楽しみだ。