Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

情緒

梅雨明けに前後して蝉時雨も日々の音の中に満ち始めた。 虫の声、鳥の声、一日の間に繰り広げられる自然の交響曲を聴きながら、 情緒と同時に彼らと同じ生きとし生けるものの声として覚えられることの幸いを、 何...

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「わかっているけれど、できない。」 という言葉を使わなくなった。 ある生徒さんが呟いた。 その「わかる」は全然わかっていないだったことに幾度も遭遇し 些細な動きや働きでも まだその先の調和があることに...

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素的

昨日は出張講座に車で出かけたが、お教室近くのパーキングに入れてエンジンを切ったあたりで例の緊急地震速報だった。静かになった小さな車の内だと、あの音もなお大きく感じられてビックリ^^; が、ビックリしつ...

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終わりは始まり

ここ数ヶ月足のワークに取り組んできた生徒さんが Wピルエットからクロワゼの4番に降りるような時の「後ろ足」 その感覚がとてもクリアになり、動きもシャープになってきて この頃センターでのアレグロやグラン...

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蓮の花

日曜日の朝のレッスンで、ウォーミングアップにほんの少し 北タイの伝統舞踊の、極々基礎の練習の中の動きを入れた。   胸の前で蓮の花の蕾のように合わせた手の膨らみも 硬い蕾になるか、これから開こうとする...

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HANABI

SNS越しに各地で上がった花火の眺めと音に触れ、 その美と共に、無数の「祈るような想い」が重なって 心の奥深くまで沁み渡ってくるように感じた。 私はこの夏の花火をシェアできないけれど 昨年11月11日...

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デッサンをするような目で

足や脚の表情がどんな風に変わっていくかを 色々な角度から観察していくと面白いよと 以前学生の生徒さんに話した。   足裏の働き、踵の感覚、筋の長さ、膝の動きetc… それらが少しずつ更新されていく中で...

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スキマを開く1冊

先日、アカアマコーヒーの記事を書いた日に、松岡正剛氏のこの記事を拝読した。 1747夜『うしろめたさの人類学』松村圭一郎|松岡正剛の千夜千冊 偶然にもコーヒーにもまつわるお話だったのと、やはりこの松村...

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隙間のあと

踊る人々にとって 時間も情報ソースも豊富だった、想定外の隙間。 その感覚が目覚めてきてからや 既に自明のこととなって出会う言葉と 体験する前に知ってしまった言葉の間に生まれる隔たり。 その動詞のような...

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Akha Ama Coffee

Akha Ama Coffee 先日タイ語のレッスンに行った際、この7月神楽坂にオープンした『Akha Ama Coffee』に先生が早速行ってきたと仰って、そのコーヒー豆でアイスコーヒーをいれて下さ...

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