身体と空間②
2021/12/11
この季節になるとユーミンの「真冬のサーファー」 Take offの高鳴りを かかとに感じる. というボード上の身体感覚を表したフレーズを思い出す。 (これは以前湘南海岸で撮った写真だけれど、小さな少年...
続きを読むゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉
2021/12/11
この季節になるとユーミンの「真冬のサーファー」 Take offの高鳴りを かかとに感じる. というボード上の身体感覚を表したフレーズを思い出す。 (これは以前湘南海岸で撮った写真だけれど、小さな少年...
続きを読む2021/11/05
飛行機がいく筋もの落書きを残した後は 薄く靄がかかったように 空の蒼さが隠されてしまう事が多いから すっきりとした眺めや 深呼吸を楽しむなら 歩くのはやはり早朝が良い。 歩くというのは 運動とい...
続きを読む2021/08/24
スタジオに向かう途中 店先に置かれた椅子に目がとまった。 カッシーナだろうか。 その一脚の椅子があることで 「場」が生まれる。 店主の場なのか 迎える誰かの場なのかはわからないが 椅子...
続きを読む2021/08/05
蝉時雨が降り注ぐ小径を抜け 土手の緑と空の青だけが そのアングルに収まるようなポイントで いつも一度足を止める。 それは写真を撮る時だけに限らないが 今日はどんな眺めが広がるのだろうという 小さな...
続きを読む2021/07/17
朝から青空が広がり 夏らしい日差しに満ちた梅雨明けの日。 これから真夏の間の朝散歩は 6時前のまだ涼しい時間帯になりそう。 夜はどこかで上がった打ち上げ花火の音。 ごく短い時間だったけれど 本格的...
続きを読む2021/07/13
梅雨明けもおそらく間近 それは人間が作り出した括りだが 実際の自然の動きは もっとボーダーレスだし 懐の深い「間」があるような気がする。 身体や動きを探求していても 筋や骨といった くっきりと形を...
続きを読む2021/06/28
今月の出張講座では いくつかのセルフケアに続いて ペアを組んで相手の体に触れ 侵襲的ではないアプローチで 緩めるという体験もしていただいた。 それは一方通行の矢印で「緩める」というより むしろ「緩...
続きを読む2021/06/25
古語辞典で足半を引くと そのひとつ手前に収録されているのが 「足手影」という情緒豊かな言葉。 この言葉に初めて触れたのは 近藤四郎博士の『ひ弱になる日本人の足』を読んだ時だ。 ところで私たちは...
続きを読む2021/06/12
母音の感触 幼子を見ていると その存在丸ごとから発せられる 生き生きとした母音の響きに感動することが多い。 すくなくとも生まれてからの数年間 他者からの見え方などに囚われないところで 躓くこと...
続きを読む2021/06/04
様々なワークを通じて掴んだ 部分的な身体感覚を握りしめたまま 動きの中で「使おう」とすれば そこには不自然さや内に篭った意識として 見える人には見える形で表れてしまう。 「使い方」というより 「あ...
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