Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

2020年3月の記事

想像の尻尾

今こそ「尻尾」を育てる機会だよ。 若い生徒さんにそんな事を話す。 それは「想像の尻尾」のことだ。 適切な危機感というものも、その尻尾があって働くものだと思う。 わかりやすい本(情報)や、答えのある本(...

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Rebirth

学校もダンスのレッスンも休みになって、自宅学習の合間に淡々とワークを続けていた高校生の生徒さんから連絡があった。 「物心ついてから初めて桜をちゃんと観た気がする。」という。 この春桜を見上げた時、舞い...

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雪景色

『未来のルーシー』の中でも西田幾多郎氏の話題が随所に出てくるが、私もまたかつてその著書『絶対矛盾的自己同一』を読んでみたものの、お手上げのまま放置してあった。 けれども、論考的な本ではない『西田幾多郎...

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未来のルーシー

むさぼるように読んでしまう本との出合いというのが稀にある。 それが、この『未来のルーシー』。 読み終えて、改めてじっくりとレンマ学を読み始めたいと思った。 折しも外出の自粛要請が出ている週末だが、ちょ...

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みずみずしいダンス

中学生の生徒さんが今月はじめに初めてコンテンポラリーのクラスを受講した際の動画を拝見させていただいた。 バレエの動きの中で見ている彼女以上に、生まれて初めて体験するダンスの動きの中で、彼女が育んできた...

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桜と踊る

私はだいたい朝5時頃に起きる。 今の時期の楽しみは、ゴミを出しに行ったついでにまだ人影もない公園に寄り、桜を見上げること。 そして風にそよぐ桜の枝の動きと呼応するように小さくアームスを動かしてみたり、...

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春麗

週末までずっと仕事だったが、麗らかなお天気と春の花たちに誘われて夕暮れ時のウォーキング。 私の好んで歩くコースは住宅街のちょっと奥まった地域なので、普段でもあまり人とすれ違うことも無いが、昨日もとても...

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ウィルスの意味論

今読んでいるもう一冊は『ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在 』 裏表紙の言葉に簡潔にまとめられている通り、「ウィルス」についての見方が大きく変わる本だと思う。 「論」とあるので堅苦しい本の様だ...

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True North

海外への留学を目指していた高校生の生徒さんが、ここにきてその志を再考し始めているそうだ。 それは単にコロナウィルスで不安になったからということではなく、 なぜ踊るのかという問いを今の状況の中、根底から...

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