Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

2020年10月の記事

拡張していく世界

間もなく15ヶ月を迎える孫とは ここ2ヶ月ほど会っていないが 時折送られてくる動画や写真から 彼の世界が拡張していく様子を見守りつつ 彼に見えている世界を想像してみたりもする。 最近では掴まり立ちなが...

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精霊物語再読

先日生徒さんと『ジゼル』について話しているうちに 以前その作品を踊った時に買った1冊の本のことをふと思い出した。 2幕のヴィリの女王ミルタによってジゼルがヴィリとして迎え入れられるシーンでは、この世と...

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母の手術

ここ暫く、白内障の手術をすることになった母の付き添いで 事前の検診や説明会に同行したりもしていた。 老々介護で父の通院や世話にも追われたり やっと落ち着いてきたと思ったらコロナ騒動もあったりして 通院...

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in fragments 10/6

ひと通りワークで身体を整えた後インプロを踊る。 今日何となく選んだのは Giorgio Costantiniのアルバム『ATMOSPHERE』   音楽に合わせて動いていると 時折面白い感覚が生じてく...

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海にて

砂浜や芝生、様々な地面を裸足で歩くと 足裏が目覚めるほどに脚が心地よく軽やかになっていく。   子どもの頃、波打ち際に佇んでいると 波が引いていく時の足裏の砂や水の動きの感触や 目に映る眺めからか 全...

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カタチ

動きにくさの源となっている働きの不足については 感じる学習をした。 それだけでも少し動きは変わるが 「貴女の身体はどんなカタチを描いているだろうか。」 とは、まだ問いかけてはいない。 問いを立てる力を...

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朝の輪舞

十五夜の月の余韻が 金木犀の香りを一層濃くさせているような 秋の満ちる朝の空気を 胸の奥深くまで吸い込んだ。 小さな公園で愛犬とのひととき。 散歩は遠くまでいく必要がない。 全盲の彼は、柔らかな土の上...

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Immobilis in Mobile

水に映る月を踊りたくなったのは 多分、Immobilis in Mobileの感触を 記憶の欠片から掬い上げたかったからなのかもしれない。   ダンスには至らない シンプルなことを愚直なほど繰り返すワ...

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