ゆっくり、ゆったり 野生の樹木の教育
2021/07/04
雨続きの、でも涼しい週末の読書は ペーター・ヴォールレーベンの 『樹木たちの知られざる生活』 行政官の立場からの森林保護に限界を感じ そのキャリアを手放して フリーランスの営林者となったから この...
続きを読むゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉
2021/07/04
雨続きの、でも涼しい週末の読書は ペーター・ヴォールレーベンの 『樹木たちの知られざる生活』 行政官の立場からの森林保護に限界を感じ そのキャリアを手放して フリーランスの営林者となったから この...
続きを読む2021/06/30
本棚を整理していて 30年以上前に出版されたこの本が出てきたので 改めて目を通してみた。 戦後日本の推測統計学分野の確立に尽力なさり 1971年のサリドマイド訴訟で 原告側の証人として催奇の因果関係が...
続きを読む2021/06/25
古語辞典で足半を引くと そのひとつ手前に収録されているのが 「足手影」という情緒豊かな言葉。 この言葉に初めて触れたのは 近藤四郎博士の『ひ弱になる日本人の足』を読んだ時だ。 ところで私たちは...
続きを読む2021/06/12
母音の感触 幼子を見ていると その存在丸ごとから発せられる 生き生きとした母音の響きに感動することが多い。 すくなくとも生まれてからの数年間 他者からの見え方などに囚われないところで 躓くこと...
続きを読む2021/05/25
我々が既知のものから未知のものへとすすむとき、いつでも我々は理解したいと望むであろうが、しかし同時に「理解」という語の新たな意味を学ばねばならない。 長田弘『感受性の領分』(岩波書店)の中の 「ハイゼ...
続きを読む2021/05/17
喜び、悲しみ、感動・・・ 或いは物理的刺激によって 私たちは涙を流す。 その涙に そうした感情、意識、経験の痕跡を 見出した方がいる。 Rose-Lyn Fisher 『THE TOPOGRA...
続きを読む2021/05/08
昨夜のレッスンのことを綴りながら 見ることと、舌と、動くことのハーモニーについて つらつら考える時 三木成夫氏の言葉のいくつかが思い出され 久しぶりに「三木ワールド」に触れたくなった。 長くなるが...
続きを読む2021/04/21
『感覚統合の発達と支援』のなかに 視覚処理の2種類のモードについて 滑り台を滑るという遊びの中での ざっくりと記された脳内のやりとりについてのテキストがあった。 一人の子どもが公園の滑り台のほうへ...
続きを読む2021/04/20
行きつけのヘアサロンからの帰り道に 新緑の中を歩く楽しみ。 普段は無造作にまとめてしまう髪も スタイリストさんが その日の雰囲気で軽く巻いてくださったりもすると 風に踊る毛先が首筋を軽やかに撫でる...
続きを読む2021/04/19
姿勢調節の基本は、 頭部を重力に対して正しい方向に保持すること。 頸筋を含めた固有背筋は抗重力筋に属し 私たちが重力のもとで 姿勢の調節をしながら動くために 極めて重要な役割を果たしているが その...
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