Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

三寒四温

アラベスクのちょっとしたお悩みでも 股関節や下肢、腰部だけでなく 胸部や頸部などもっと上位のレベルから 何が違うのかを考え 教えられる答えを待つのではなく 自ら仮説を立て試行してみることも大切。   ...

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雨水の候

吹く風は冷たいけれど 川面で煌めく光の眩さとが相まって 冬と春の協奏曲のように感じられた。   土手に真っ直ぐに伸びた道を歩く スタジオに向かう火曜日の こんな僅かなひと時がとても愛おしい。   マリ...

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集大成

今日レッスンをした高校生の生徒さんが、帰宅後高校生活3年間の集大成とも言えるパフォーマンスの動画を送ってくれた。   ひとつのモチーフからインスピレーションを得て選曲、振付、照明等も含め自身で創作した...

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Everything flows

梅が咲き始め、桜の小さな蕾やミニバラの彩りを際立たせてくれる陽光の暖かさを楽しめる季節になると、それらとシンクロする様なルドヴィコ・エイナウディのプリマベーラを聴きたくなる。   この曲から感じる「万...

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相互作用

人でも眼精疲労などの際に使われる攅竹(さんちく)というツボがあるが、ワンコもその眉頭にあたるような場所から、皮膚を介して涙骨にコンタクトする様なイメージで軽く触れているだけで(擦ったり、押したりせずと...

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遠くを観る

父が入院中のHCUのあるフロアのエレベーターホールからは、遠くの山並みや空がよく見える。   束の間でもそうして遠くを観るということが、安らぎにもなる。   遠くと繋がるような、 或いはその彼方から自...

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立春

立春の光を受け 蝋梅の透明感のある花びらが 美しく輝いていた昨日。   いつもの散策路に降り注ぐ光にも 少しずつ膨らみ始めた蕾からも 春の鼓動が響いてくる様だった。     訪問診療の医師の判断で、父...

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しっぽの家族

暫く書くことをしないうちに梅の花が開く季節になった。 昨年から実家の父が体調を崩し、老老介護の母のサポートや、94歳にして初めて介護保険や在宅医療のお世話になるための諸々の手続きに忙しかったのもあるけ...

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左手の音を聴く

出張講座の帰り道に車を運転しながら 街道沿いで光を受けて金色に輝く銀杏や 楓のオレンジ… 散りゆく落ち葉のカラフルなダンスに 瞬間の美を堪能しつつ その時かかっていた Rudovico Einaudi...

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Evolution

ナチュラリゼーションを発生や進化のプロセスから再考するのが面白いこの頃。    倉谷滋氏の『形態学 形づくりにみる動物進化のシナリオ 』を読んでみたり、 手元にある幾つかの本を改めて読み返してみたりも...

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