庭とエスキース
2024/03/27
一冊の本との出合いが この春を潤していく。 人と人の間に紡がれるもの それは不在によって消えるものではなく その記憶を持つ人の中で深まってもいき また、他者を眼差す自己を 深めてもいるのかもしれな...
続きを読むゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉
2024/03/27
一冊の本との出合いが この春を潤していく。 人と人の間に紡がれるもの それは不在によって消えるものではなく その記憶を持つ人の中で深まってもいき また、他者を眼差す自己を 深めてもいるのかもしれな...
続きを読む2024/02/05
長田弘さんの本をもう幾度読み重ねただろうか。 削ぎ落とし、熟成された丹精な言葉 余白に満ちるものの響き。 読むことで潤う感覚や 時に襟を正すような居心地を与えてくれる 本のありがたみは年々増す...
続きを読む2024/01/28
最近読んでとても興味深かかったのが、2011年に出版された森本恭正氏の『西洋音楽論』。 私は例えばワルツステップでも踊る時にカウント、それも特に日本語として「イチ・ニ・サン、ニー・ニ・サン…」と数...
続きを読む2023/10/22
視知覚と原始反射は 密接に関わり合いながら 発達の過程を支えている。 どこかで滞るとき 伸び過ぎた枝葉を刈り取り 饒舌な言葉(或いは思考)を鎮め より根っこに近い過程を 歩み直してみよう。 も...
続きを読む2023/10/07
『文化のなかの野性 芸術人類学講』を読み始めたものの あるページに釘付けになり そこを幾度も味わいながら読んでしまうので 全く先に進めない。 それは「裸眼の行」について語られたページ。 さて、...
続きを読む2023/09/08
台風が近付き、密な雨音に包まれた週末に タイミングよく届いた2冊の本。 ひとつは『神経美学ー美と芸術の脳科学』 そして、もうひとつは 『文化のなかの野生ー芸術人類学講義』。 その読書体験を通じ...
続きを読む2023/08/20
所謂、専門書ではない脳に関する本で少し息抜き。 炭素、水素、酸素、それに一つの窒素原子、という極めて単純な構造を持つ分子であるドーパミンが私たち中でどの様に作用しているのかが、多面的かつわかり易く...
続きを読む2023/08/10
Neuro Fandamentalsを読了し ざっくりとパースペクティブを捉えたところで いくつか日本語で書かれた入門書とあわせ 英語の学習も兼ねて Laurie Lundy-EkmanのNeuros...
続きを読む2023/07/30
今月の出張講座の中で、ちょっとした首のエクササイズの前の準備として2種類の感覚入力をして、動きの変化を確かめてもらった。 撫でるような、比較的誰もが安心できるような刺激をしただけでも、可動域や動き...
続きを読む2023/03/26
花冷えの週末。 シルバーグレイの空の下 雨と共に散りゆく花も散らない花も そのやわらかなピンク色に 艶やかさを纏いながら 風に踊っている。 Sakura 2023 出張講座 今月の講...
続きを読む2023/01/13
今から15年位前に師から拝借して読んだ本が、ちくま学芸文庫から出版された事を知り、早速取り寄せて再読している。 当時一度読んだだけだったが、 「自ら成す」と「自ずから成る」のあわいを行き交いながら螺旋...
続きを読む2022/06/26
誰かが引用していた この本の前書きの言葉に引力を感じた。 そこにもあったように 学術的な論考や民族誌ではなく 随想のようでも、詩でもあるよう。 場と時を様々に移ろうように 断片的で、でもその底...
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